学んだことを生かす!成果が出やすくなる研修時の注意点と方法とは?

研修の成果がでないのはなぜ?

 

社内に講師を呼んで研修することがあると思いますが、安くはない投資をした割には

なかなか成果が出にくいというこえを耳にすることが良くあります。

特に研修が終わった直後のアンケートでは

「非常に効果があった。」

「成果が出た」

と言う回答が多いのですが、

実際に現場に活かされることは少ないようです。
「研修よかった!」

「すぐに忘れた~」(涙)

研修が悪かったのでしょうか。それとも講師が悪かったのでしょうか?


研修のGOALを研修そのものや、研修の満足度に求めているからではありませんか?

問題の1つに研修受講の後にその研修の結果を活かす行動計画書を作成していないことがあげられます。
目標設定、日常の行動への落とし込みが大事です。

その研修でいくら気づきがありインパクトがあったとしても悲しいことに人は時が経てば忘れてしまうのです。

エビングハウスの忘却曲線の話を聞かれたことがあるでしょうか。

良い話を聞いても20分後には内容の42%を忘れ、1日後に74%、1週間後に77%、なんと1ヵ月後には全体の79%を忘れると言うものです。

つまり、会社の中で研修を取り入れても、うまく生かすシステム、あるいはそれを再度実践できる視野、できる場を持っていないと

研修の学びを日常に落とし込むことが出来ない原因の1つになります

私も研修講師として呼ばれることがありますが、必ず終了後にチームコーチングをする。

あるいは研修を依頼した部署が復習会を開催することを提案しています。

しかし「あー、やっときます」と返事はするものの、管理者もなかなか実際には行ってはいないようです。
私の場合、講師としても結果に結び付かないのは非常に残念なのでリマインドメールやリマインドのスライドを出すようにしています。

エビングハウスの忘却曲線と復習の関係はご存知でしょうか。
研修を受けた後、例えば2日後に復習をした場合、1週間後に復習をした場合、1ヵ月後に復習した場合では、
記憶の定着率は実に85%も上昇するのです。
これは復習することで再認可能忘却と完全忘却と言う、思い出すことのできる記憶とすっかり忘れてしまうと言う記憶に分かれるのです。

 

すぐに思い出せる状態の忘却と完全に忘れる忘却に分かれるので、

1日後の74%忘却と1ケ月後の79%忘却ではもう一度思い出すにも復習しようにも、かなり時間がかかります。

1ヵ月後では一から覚え直さないといけない状態になってしまっており、
これでは何度研修をやっても効果が表れないのは仕方のないこととも言えます。

ここでも仕組みの導入が必要です。

可能であれば研修後に受講者同士が承認しあえる場を作り、
どういうことを学んだのか、そしてそれを実践しているのであれば互いに認め合うこと、
あるいはその実践結果を披露する場を設け、その結果に対して「良くやってるね」と承認し合うことが大切です。

 


 

チェックリストの活用

管理職の方から積極的に学んだことを実践してるかどうかをチェックリスト化して確認するのも1つの方策です。

厄介なのは、研修で学んだことは忘れているのに、異なる研修で以前に学んだこと事実だけを思い出して、

さも分かった気になって、「聞いたことがある」「知っている」つもりになって学びを疎かにすると言うのが1番危険な状態です。

社内SNSや日報に研修で学んだことを実践している事実を書けば、その都度、上司がそれを認めるということをまず実践していきましょう。
研修の後の仕組み作りにこそ学びを効果的に生かす工夫をするべきです。

継続をさせるためには朝礼で学んだことを使用した事例などを報告、シェアするようにしてみましょう。

 

新しい学びを使った場合には、何より失敗をしても認める。行動に移したことを褒められる。そういう雰囲気を日ごろから作り出していることが大事です。

決して失敗したということをことさらに指摘して、社員の意欲を失わせたりしないように心がけましょう

社員が外部の研修を受けた場合には報告書だけではなく、必ず本人による社内の勉強会を開催するようにしてください。

弊社が開催するセミナーにはLearn to Teachと言う教えがあります。
つまり、教えるように学べということです。
実際に研修から戻ってきて、その学びを社内でフィードバックしなければならないとなると
学ぶ方にも取り組み方が変わってきます。

そして是非、そのプレゼンをした本人を承認し、褒めるようにしてください。

そうすることにより研修に行くこと、参加する事が楽しくなり、業務と結びつく結果が期待できる。

努力すれば自分にもできた!と言うチャレンジを恐れず成長するという流れを生み出すことができます。
これが研修の成果を生み出す秘策です。

グループシェアやグループコーチング

 

グループシェアやグループコーチングをするにはまずリーダーが中心になり復習会やシェアタイムの実行を仕組み化して実行

という流れを4、5回は回す努力をするというコミットが必要です。
研修を受けたリーダー同士がその研修を受けて実行し、どういう点でメンバーが変わったのか、という点を共有していきます。
そしてリーダーがその変わったところを現場に持ち帰り、自分たちで主体的に取り組みながら
フィードバックをしていくと良いと言われています

方法としてはリーダーが研修中にどんな出来事に直面したかと言うことを語りその後にチームのメンバーと対話をしていく。
そしてまとめという3つの流れを15分程度で簡単に話し合いでまとめると言うものです。

ここでの狙いはリーダー自身が自分の経験を内省することです。

そしてこれが最良の学習法になります。

これは1回や2回ではなかなかうまく結果が出ません。3回、4回と続けることによってリーダーが仕組みに慣れてきて

チームの雰囲気が変化していきます。

お互いの考えや違いを素直に伝えることでメンバーの距離が縮まり、リーダー同士のコミニュケーションも活発になって来るのです。

リーダーがいない場合は各チームのメンバーで行うと良いでしょう。

このようにある出来事や物事を、今までの見方とは違った見方をすることで、それらの意味を変化させて、

気分や感情を変えることをリフレーミングと言います。

 

リーダーがまずは物の見方を変えれば考え方や気持ちも変わって、それに影響されメンバーも変化してきます。

考え方が変化するので業務にもモチベーションが高まりますので、ぜひ積極的に活用することをお勧めします。

ポイントは研修計画と活用計画の2本柱で進めることです。

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nakamori

臨床検査技師から、転職すること5回。売れない営業やダメ管理職を経験し、心理学やコーチングスキルなどコミュニケーション術を学び売れない営業から上場企業で全体の25%を一人で売上げるトップ営業に。 会社員時代それぞれの会社の上司に相談事を持ちかけたがいずれも相手にしてもらえず、不満がたまったり、うつ病直前までいった経験から 社員の気持ちを聞き入れる開かれた経営や働きがいを感じる組織づくりのサポートになるよう日夜研究をし、働き方改革のシステムを開発に全力をあげています。スピードコーチング大阪支社長 趣味は魚釣り 自分の力で釣るのが好き  最大は沖縄で25キロのハタを釣り上げました。 最近は新しい働き方改革のシステムを作るのに注力をしています。